中等度~重度歯周病の方へ|可能な限り歯を残す「歯周組織再生療法」|東京都中野区東中野の歯医者/歯科
2016年12月5日
当院には、中等度~重度歯周病の患者様が多く来院されます。
また、他院でも治療がうまくいかなかった方も口コミを頼りに来院されます。
私たちはすべての患者様を受け入れます。
なぜなら、それが医療人としても努めであり、それだけの自信・実績があるからです。
歯周病が重篤化した患者様には、「歯周外科処置」と共に「骨再生療法」を行います。
それぞれご紹介いたします。
まずは「歯周外科処置」からご紹介いたします。
これは、「外科」を対応する医院ではどこでも行っている処置です。歯肉の奥の方にまで歯周病が進行した場合、その奥の方にもアプローチしなければ改善は見込めませんので、歯肉を切開し、問題部分を処置します。
通常、この処置が必要になるケースは、骨もだいぶ溶かされてしまっています。その状態のままでは、歯の動揺が抑えられないことがあるため、そのようなケースでは、骨を再生させる「骨再生療法」を行います。当院では主に「GBR」「エムドゲイン」を利用した再生療法を実施しています。
それぞれご紹介します。
+GBRとは?
骨が失われた箇所に人工骨を盛り、その上を「メンブレン」とよばれる特殊な膜で保護することで、約半年後には人工骨が自分の骨に置き換わる治療法を「GBR(Guided bone regeneration)法」とよびます。世界中の歯科医師がこの治療法を安全に行っている実績があります。
+エムドゲインとは?
エムドゲインゲルという薬を患部に塗ることで、本来備わっている骨の再生能力を発揮させる療法です。エムドゲインは、厚生労働省の認可もされており、日本だけでなく、世界の学会でもその有用性が報告されています。