こだわりの被せ物①~院内に常駐する「歯科技工士(院内技工士)」の存在
2016年12月11日
歯科技工士をご存知ですか?
歯科技工士は、「被せ物・詰め物」などを作成するプロフェッショナルです。
被せ物や詰め物は、歯科医師が作っているのではありません。
つまり、被せ物等の質は、歯科技工士の「腕」にすべてかかってきます。
通常、歯科技工士は院内にはいません。
「歯科技工所」という独立した事業形態で、他の場所で開業しています。
そして、1つの歯科技工所には多くのお客さん(歯科医院)がおり、1つの歯科医院専属の歯科技工所はほぼ存在しません。
しかし、当院では「院内」に「当院専属の歯科技工士」が常駐している日本でも珍しい歯科医院です。歯科技工士が院内に常駐することでどのようなメリットがあるのかをご紹介いたします。
メリット1 治療期間の短縮
一般的に詰め物・被せ物等は歯科医院と別の場所にある歯科技工所というところで作製します。そのため、治療開始から治療終了までどうしても時間がかかってしまいます。当院には「院内」に技工室があるため、これまでのような「時間的ロス」がなくなりました。ちょっとした調整も院内にいる専門の歯科技工士が対応します。
メリット2 詰め物・被せ物のクオリティ向上
専任の歯科技工士が院内に常駐しているため、「ドクターとの密なやりとり」が可能になっています。詰め物・被せ物等は、歯科医師の指示に従い、歯科技工士が作製します。そのため、密な連携が非常に大切になります。一般的には歯科医院と歯科技工所は離れた場所にあることが多いので、電話などを通しての連携となり、「密なコミュニケーション」はなかなか難しいものがあります。当院ではいつでも話し合いの場が持てる環境にありますので、自ずと詰め物・被せ物のクオリティ(審美性・耐久性)が向上します。
メリット3 患者様とのコミュニケーションの充実
被せ物等を作製する場合、「色合い」「形」などに対する「患者様の意向」が非常に大切になります。
何度も調整し患者様のイメージに近づけていくのですが、一般的にはドクターが患者様の意向をお聞きし、それを歯科技工士に伝え作製していきます。この場合伝言ゲームと同じで間に人が入れば入るほど「真意」と異なった情報が伝わってしまう事があります。そのため一番の理想は、実際に被せ物等を作製する歯科技工士が自分の目で確認し、患者様の意向を伺う事です。当院ではそのような環境が整っています。
当院の歯科技工士のインタビューページを作成しました。
どのような思いで被せ物等を作成しているのかをぜひご覧ください。
詳細はこちら。